上映会の事を聞いて

上映会ではご年配の方がたくさん観に来て下さっているようで、それは映画監督として非常に嬉しい所であります。

十代の頃の小説が、年を取って読み返すとまるで違う作品に見える事があります。
それはやはり成熟した感情や感覚で物事の本質が見えてくるからだと思います。

若者向けの数年後には無くなってしまう文化ではなく、大昔から普遍的に変わらぬものを描こうと
脚本家ともプロデューサーとも企画を練ってきた所もあるので、その一部でも伝わってくれたんだなと思えるのです。

人生の大先輩からしてみれば、本当に未熟な僕でありますが、是非、大先輩にもっと観て頂き、
厳しい意見を含めいろんな感想を聞きたく思います。

本当にわざわざ会場までお越し頂き、観て下さって有り難うございました。